「会計事務所」と「税理士事務所」の違いは?

「会計事務所」と「税理士事務所」の違いは?

会計事務所と税理士事務所って何が違うの??

「会計事務所」と「税理士事務所」って違うのでしょうか?

私自身、この業界に就職をしようとしてたときに悩んだことがあります。ずいぶん前ですが(笑)。

「公認会計士が経営してるのが会計事務所で、税理士が経営してるのが税理士事務所?」と思ったりしたものです。

・・・でも、そうではありません。

別に税理士が会計事務所を名乗っても、まったく問題はありません。ただの呼び方の問題なんですね。

ちなみに弊社ベンチャーサポートも税理士が経営してますが、以前は「ベンチャーサポート総合会計事務所」という屋号でした。ですので、事務所の名称はいろいろあると思ってください。

公認会計士の独占業務の中には、上場企業などの会計がルール通りになされているかどうかを確認する「監査業務」という仕事があります。ですが、街中で開業している公認会計士の大半は「監査業務」を行っていません。業務の中心は税理士業務です。

つまり、実際には公認会計士も税理士も、「税務代理」「税務書類の作成」「税務相談」という3つの税理士業務をやっているのです。

これから税理士業界に就職をお考えの方は、名称ではなく「何を得意にしてる事務所なのか?」という実質的な特徴に目を向けるようにしましょう。

 

まとめ

「税理士事務所」も「会計事務所」も、呼び方が違うだけで内容は同じ。税理士が経営してるか公認会計士が経営しているのかも関係ない。それよりも「何に力を入れている事務所なのか」を確認するのが大事です。

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この記事を書いた人

ベンチャーサポート税理士法人 森 健太郎
ベンチャーサポート税理士法人 森 健太郎
税理士/大阪オフィス代表
神戸大学 経営学部 市場システム学科卒業
大学卒業後、某電機メーカーに就職し営業に配属。初年度新人ランキング2位の成績を上げて表彰される。ところが、営業という仕事への葛藤から転職を決意し税理士の世界へ。複数の税理士事務所を経てベンチャーサポート税理士法人に入社。現在は取締役に就任し、主に集客や求人、人事などに従事している。

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