スタッフ紹介

税理士試験の時間を確保したい。でもどうせなら税理士事務所で働きたい。

今日は税理士受験バイトコースでベンチャーサポートに就職し、今は正社員で働いている飯田さんにお話を聞かせてもらいます。
飯田さん、よろしくお願いします。

飯田

よろしくお願いします。

まず、そもそもですが税理士受験バイトコースを選んだ理由は何ですか?

飯田

一番の理由は勉強時間の確保です。
当時、簿記論と財務諸表論を勉強していたのですが、週に4回授業がありました。
平日の18時からの授業だったので、正社員で18時から週4回はちょっと厳しいかなと思ってました。
ただ、経済的にも働きながら勉強しないといけなかったのもあり、何かバイトはしないといけないなと思ってました。
もともと、専門学校の近くのコンビニでバイトをしようと思っていたのですが、たまたまインターネットでベンチャーサポートの税理士受験バイトコースを見つけたので応募した流れです。

 

実際、税理士試験受験バイトで働いてみて、どうでしたか?

飯田

まず残業がまったくありませんでした。
学校も会社の近くにあったので、仕事が終わってから学校まで歩いて数分で着きました。
思ってた以上に勉強のしやすい環境でした。
税理士試験の前にまとまって休みが取れるのも有り難かったです。
それと、自分が勉強してる簿記や財務諸表論が、実際の仕事の現場で使われてるのを目にするのは刺激的でした。
勉強で習った言葉とかが、会話の中に出てくると嬉しくなりました。

何か具体的に覚えてますか?

飯田

そうですね、僕が一番びっくりしたのは財務諸表論で習った「費用収益対応の原則」が実務ではすごく重要なことだったんだってことです。
授業の中ではいくつかある財務諸表論の柱の一つだったんですが、実務では費用収益を対応させることに凄い時間を使うんだなって。
あと、逆に実務では「消耗品費」とか「旅費交通費」とかの勘定科目が良く出てくるのも、試験とは違うんだなと感じました。

そうですね、実務でよく出る点と試験とは違うことがありますね。
どんな仕事内容だったのですか?

飯田

最初はお客さんから送られてくる会計資料の整理から始まって、税務署への届出書の作成、最終的には会計ソフトへのデータ入力をしましました。
入社して1ヶ月くらいはレシートや請求書の整理です。
お客さんから郵便で送られてくるので、それをファイリングして綺麗に整理することが最初の仕事です。

試験勉強では普通に問題文の中で与えられるだけの数字は、実際にはこういったレシートや請求書などの積み重ねの結果なんだなと肌で感じられたのを覚えてます。
届出書作成は、「あー、税理士実務をやってるんだなー」っていう実感があって嬉しかったです。

入社して2ヶ月目くらいから、会計ソフトへの入力をさせてもらいました。
初めてのデータ入力なので、失敗もたくさんしました。
簿記を知っているつもりでしたが、実務はまた違うんだなと感じました。
元帳って言う言葉も試験ではあまり使わない言葉だと思うんですが、実務では「元帳を出して」って言われてはじめ、何を出すのか分からなかったです。
でも先輩がすごく丁寧に教えてくださったので、徐々にできるようになりました。
仕事のこと以外にも、先輩にはいろいろな話をしてもらえたのも有り難かったです。

 

先輩とはどんな話をしたのですか?

飯田

仕事のことはなんでも教えてもらいました。
ソフトの使い方も、書類の見方も、会計ソフトのチェックの仕方もです。
あと、税理士試験の同じ科目を勉強してる先輩もいたので、勉強の進捗状況のこととか、わからないことの話もしました。
休憩時間のときにちょっと話をすることが多かったです。
財務諸表論の答練の理論が書けたかとか、どうやって理論を覚えているかとか。
1人で勉強してると、どうしても不安になることがあるので、話ができるっていうことが不安解消になってました。
もしコンビニなどでバイトしていたら、周りに受験生はいないだろうなと思います。

そうですね、受験勉強しながら勤務しているスタッフはたくさんいますね。

飯田

実はベンチャーサポートの先輩の中には、専門学校の先生をしていた人とかも結構たくさんいるんです。
普通に税務諸表論のこととか質問できました。
簿記論の元先生も、消費税の元先生もいたので、プライベート授業って感じがあってラッキーでした。
あと、飲みに連れていってもらって、受験の話を聞いたり、税理士の仕事の面白さや難しさを聞いたりできたのは有り難かったです。
みなさん、税理士という仕事を楽しそうにしておられるので、今の受験勉強が終わったら知識を仕事に活かして働くイメージができました。

今は、そのまま正社員になって担当も持ってるんですね。

飯田

はい、バイトの期間が終わってどうしようかなと思ってたら、先輩から正社員にならないかって誘われまして。
ありがたい話だったので、すぐにお願いをして正社員になりました。
入社前にバイトの立場で会社を見れたのは大きかったです。
自分に合う事務所かどうかをすごく冷静に見れたので、決めるのは一瞬で決めました。

では最後に、これから入社してくる税理士受験生バイトの方に一言お願いします。

飯田

はい。税理士試験は難しい試験で、長丁場になります。
働きながら勉強する人もたくさんいると思います。
税理士受験生バイトのコースは試験勉強と実務経験を両立するのには最適と思います。
何よりも税理士事務所の雰囲気を味わえるのは楽しいことだと思ってます。
ぜひ応募してみてください。

今日はありがとうございました。

飯田

ありがとうございました。

 

 

インタビュースタッフInterview
  • 飯田さん飯田さん