合格者に聞く「法人税の必勝法」

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難関科目!法人税の合格必勝法

今回は法人税を合格したスタッフにインタビューをしてみたいと思います。

大阪事務所のI女史です。

仕事もできるやり手のスタッフはどのような勉強法で最難関の法人税を合格したのか?

ひとつでもヒントがあれば幸いです。

ではQ&A方式で進めていきたいと思います。

 

Q.なぜ法人税を選んだのですか?

A.法人税が必須科目であるのは勿論なんですが、実務で絶対に必要になることがわかってたからです。あと所得税は法人税を合格した人で受験する人がいて合格率以上に難しいと聞いていたので必須の2科目では迷わず法人税を選択しました。

 

Q.どんな勉強法をしてましたか?

A.基本的には理論暗記を重視してました。理論を覚えると計算に連動する箇所も多かったので、理論をまず抑えました。計算は置いていかれないようにだけ注意しながら、実際にはラスト1ヶ月でスパートをかけました。

 

Q.理論はどうやって覚えましたか?

A.書いて声に出して、後はひたすら諳んじるというやり方です。ただし時間は重視してました。「この理論なら5分で諳んじれなければ実際に書くときにスピードが出ない完成度だ」という感じで、書くスピードを上げるために諳んじるスピードも重視したのです。書くときもスピードは重視してました。あと、覚えた理論が抜けないように、とにかく意味内容をしっかり理解することも心がけました。

 

Q.試験1週間前はどんな勉強をしましたか?

A.答練を1日2問ずつしました。理論は書く時間がもったいなかったので、柱上げだけをしました。それとは別に理論は1日40問くらいを諳んじました。Aランク、Bランクは完璧に諳んじられるレベルまでやりました。Cランクは意味を理解することを意識しました。予定表をしっかり作って、今日はここからここまでを諳んじるというように、毎日計画的に理論を廻しました。

 

Q.今年法人税を受験する方にアドバイスを。

A.理論は最後まで心配だと思います。いくらやっても安心感は生まれないですが、それはみんな同じです。でも本試験では意外とよくアウトプットできますので、不安になりすぎず自分はアウトプットできると信じて理論を廻してください。

 

Q.来年法人税を受験しようか悩んでいる人にアドバイスを。

A.法人税は実務的にも資格取得の面からも避けては通れない科目です。ボリュームは正直多いです。一度遅れ出すと、その遅れを取り戻すのが大変です。年内が勝負です。年内で振り落とされる人が多いので、まず年内をしっかりクリアできれば道は開けます。頑張ってください!

 

まとめ

法人税はボリューム、内容ともに最難関の科目です。

理論暗記が中心になるのですが、理論を完璧に安心できるレベルの人は少ないです。

自分だけでなく、みんな不安を覚えながら頑張っていますので、自信を持って本試験に挑みましょう!

この記事を書いた人

ベンチャーサポート税理士法人 森 健太郎
ベンチャーサポート税理士法人 森 健太郎
税理士/大阪オフィス代表
神戸大学 経営学部 市場システム学科卒業
大学卒業後、某電機メーカーに就職し営業に配属。初年度新人ランキング2位の成績を上げて表彰される。ところが、営業という仕事への葛藤から転職を決意し税理士の世界へ。複数の税理士事務所を経てベンチャーサポート税理士法人に入社。現在は取締役に就任し、主に集客や求人、人事などに従事している。

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