税理士試験パーフェクトガイド

プレゼンテーション1

目次
1 税理士になる前の心構え
2 税理士なるための税理士試験科目
3 税理士試験のしくみと対策
4 税理士試験の現状
5 非情な税理士試験、1年間の努力を実らせる方法は?
6 専門学校はどこがよいか!?
7 短期合格必勝法
8 働きながら合格する必勝法
9 合格しやすい税法科目はこれだ!
(1) 合格率や目安勉強量に惑わされてはいけない!
(2) 目安勉強量について考えてみた
(3) 税法科目の合格しやすさをどう考えるか?
(4) 法人税と所得税はどちらが合格しやすいか?
(5) その他の選択税法はどれが合格しやすいか?
(6) 税理士試験の最後の1科目は何が良い?
10 合格者に聞く!各税法科目必勝法
11 税理士本試験2時間の必勝法
(1) 税理士試験の合否に運不運はない
(2) 税理士試験は相対評価
(3) 税理士試験の点数配分は傾斜配点
(4) 税理士試験2時間の必勝戦略を立てる
(5) 理論問題での部分点を狙う
(6) 税理士試験開始前の心構え~本来の力を100%出し切るコツ~
(7) 税理士試験直前1週間の過ごし方
(8) 絶対に合格するという熱意と集中力を強く持つ
(9) まとめ

1・「税理士になる前の心構え」

税理士になるためには、国家資格を取得しなければいけません。
国家資格を取得するには、国家試験を受けて合格しないと、税理士資格を得ることはできません。

税理士になるための受験資格を得るには、大学・短大また高等専門学校で法律学や経済学を主とした学科を卒業した人が税理士の試験資格を得ることができます。
2年以上の専修学校の修了者であることが国家試験を受ける資格を所有します。
日本商工会議所主催の簿記検定1級に合格している人は、税理士の受験することができます。
法人や事業を営む個人の会計に3年以上従事した場合か、税理士・公認会計士・弁護士の補助業務を3年以上手伝った経験がある人は、受験することができます。

弁護士や医師の試験に比べると受けやすいのですが、そう簡単ではありません。
学生の間に税理士資格を取得しようとしても、なかなか取れるものではありません。
学生の間に税理士資格を取るには、上記条件からすると日商簿記の1級の試験に合格しておかないと受験することすらできません。
学生の間に、日商簿記の1級を取得することすら難しいので税理士の試験を受けるには、卒業後というのが現実的です。
一発合格ができれば一番いいのですが、そう簡単な試験ではありません。
5年・10年と何度も受験して、初めて合格する人もざらにいますので、根気よく諦めない気持ちを持ち続けられる人でないと、税理士になることは難しいと思います。

2・「税理士なるための試験科目」

それでは、税理士になるための税理士試験の受験資格を持っている方には、ここからがまた、大変です。
既に試験を受ける資格を持っていますので、実際にその試験科目を見てみましょう。
税理士になるための試験の科目は全部で5科目となります。
会計学に関する科目が2科目と税法に関する科目の中から3科目を選択して受験をするようになります。

  • 会計学
  • 簿記論・財務諸評論

の2科目があります。

税法に関する科目
所得税・法人税法・相続税法・消費税法・酒税法・国税徴収税法・住民税・事業税・固定資産税
とこのなかから3科目を選択して受験することになります。
その科目ごとの合格比率を見てみましょう。

「科目別合格者数と合格率」
必須科目 科目ごとの合格率
簿記論 13.2%
財務諸評論 18.4%
選択科目 科目ごとの合格率
所得税 13.2%
法人税法 12.4%
相続税法 12.9%
消費税法 10.3%
酒税法 13.9%
国税徴収税法 13.2%
住民税 8.7%
事業税 13.5%
固定資産税 14.8%

必須科目はだれもが同じ条件なので、しっかりと勉強をしなければいけません。
問題は選択科目です。
全部で9科目あります。
その中でも合格率には若干のばらつきがあります。
一番合格率が低い科目と、高い科目でも約6%程度の違いがあります。
違いは非常に大きく、なるべく合格率が高い科目を選んで受験をするようにした方が賢い選択だと思います。

3・「税理士試験のしくみと対策」

単純に科目ごとの合格率を見てきましたが、税理士試験では、科目ごとで60%以上の点数を取った時に初めて合格となります。
必須教科と選択教科、合わせて5教科全てで60点以上を取る必要があります。
ただ、全科目を一緒に合格をしなければいけないということではありません。
5科目のうちで、今年は専門課程の簿記論を勉強して合格をして、次の年に専門課程のもうひとつの科目である財務諸評論を合格するという感じで1年噛んで1科目ずつ合格をしていき、5年で5科目の合格ができれば言いわけです。
そして、一番考えて受験をしなければいけないのが、選択して科目を受ける3科目の科目選択制度です。
これは、どれを選択して受験をするかで合皮が変わってくる科目です。
選択科目は9科目ありますので、自分にあった科目というのがあるはずです。
わかりやすく説明すると、大学受験で、選択教科を世界史にするか日本史にするか政治経済にするかで得意不得意が出てくると思います。
このように、受かりやすい科目を選ぶことも税理士への早道です。
tだし、自分が今から仕事でよく利用するような税法を学んでから合格することも、今後の仕事のことを考えると非常に重要です。

必須科目

  • 簿記論
  • 財務諸表論

選択科目

選択必須科目(下記のいづれか1科目を選択しなければいけません)

  • 法人税法
  • 所得税法

下記7科目から2科目を選択

  • 相続税法
  • 消費税法/酒税法(どちらか1つしか選択できません)
  • 国税徴収法
  • 住民税/事業税(どちらか1つしか選択できません)
  • 固定資産税

上記選択科目でその科目がどのくらいの受験者数がいるかを見てみましょう。

2014年度
科目 受験者数
所得税法 2123名
法人税法 6635名
相続税法 4073名
諸費税法 9713名
酒税法 774名
国税徴収税法 1482名
住民税 682名
事業税 771名
固定資産税 1098名

このように、受験者数を「見てみると、必要とされる税法がよくわかります。

4・「税理士試験の現状」

税理士に合格するための道は遠いものだということは分かりましたが、それでも一旦税理士になりますと、企業からも欲しがられて自立して事務所を立ち上げることもできます。
いろいろな就職先があるのも税理士の特徴です。
顧客数は間違いなく弁護士よりもあると思います。
この有利な仕事と顧客数から考えると、間違いなく税理士を目指すメリットはたくさんあります。
弁護士や医師に比べると試験は簡単であり、それまでに掛かる費用も安くてすみます。
長い年月を抱えて税理士資格を取る覚悟を決めてから、税理士を目指さないと途中でやめてしまう可能性があります。
そこで、長い年月をかけるのですが、その時の生活費はどうするかですが、学生をしているわけには行きません。
どうしても、税理士事務所に入って事務の仕事をしながら、国家試験を受けていかなければいけません。
ここで問題、仕事をしながら受験をするとなると並大抵のことでは合格はできないと思ってください。
働く事務所の選び方ですが、有給休暇をまとめて取らせてもらえる事務所を選ぶこと。
さらに、事務所によっては、試験前に特別に自宅で作業をさせてくれたり特別休暇をくれるところもあります。
そんな働き口が見つかればラッキーです。
ただ、1・2年で税理士試験に合格しようとは考えずに、1年で1科目ずつ合格するつもりで長い目で考えている必要があります。
そうしないと、途中で挫折してしまいます。

5・非情な税理士試験、1年間の努力を実らせる方法は?

今でも苦労した税理士受験生時代の頃の夢を見ます。夢から覚めて、はっ!と現実に戻り安堵するということがあります…。自分も大学3年時から税理士を志し、大学卒業後は会計事務所に勤務しながら約10年間の歳月を経て5科目合格となりました。明後日の方向に努力しても結果が出なかった、やるべき方向性が合えば、あとはやるべきことをやれば合格できるのが税理士試験なんです。

ベンチャーサポートには、税理士、税理士受験生をはじめ、元専門学校講師も多く、彼らに合格の秘訣等の取材も織り交ぜて税理士試験合格のコツについてまとめてみました。

未来の税理士であるみなさんに、是非一読してもらいたいと思います。

 6・専門学校はどこがよいか!?

税理士試験合格のためには専門学校選びは非常に重要です。その理由には税理士試験の特徴に答えがあります。全体の受験生の上位数パーセントしか合格できない競争試験です。税理士試験は相対評価であり、目的は合格ラインの点数を取ることで、高得点を取る必要がありません。また、正解率の高い問題には配点が高く取られ、正解率の低い問題には配点が低く設定される傾斜配点になっています。みんなが得点できる箇所を正解できなければ合格にたどり着くことができません。取りこぼしのないように確実に点数を積み上げて合格するためには、みんなが勉強しているところを同じように勉強する必要があるということです。

つまり、みんなと同じように税理士試験を勉強するためには生徒数の多い専門学校に行くべきということになってきます。

税理士資格の大手専門学校といえば、資格の学校TACと大原簿記専門学校、LECリーガルマインドやクレアールといったところが生徒数の多いところです。

・資格の学校TAC
http://www.tac-school.co.jp/kouza_zeiri/

・大原簿記専門学校
http://www.o-hara.ac.jp/best/zeirishi/

・LECリーガルマインド
http://www.lec-jp.com/zeirishi/

・クレアール
http://www.crear-ac.co.jp/tax/

特に資格の学校TACと大原簿記専門学校のこの2つのいずれかで専門学校の選択に迷うことは受験生なら一度はあるはずです。

講師陣の違い、質問のしやすさ、本試験の的中率、雰囲気など、実際に通ってみないとわからないと思いますので、ベンチャーサポート税理士法人のスタッフで、元TACの講師と元大原の講師にぶっちゃけ対談をしてもらいました。続きは下記ページで!

・      元TAC講師VS元大原講師!合格しやすいのはどっちなの??

もちろん、どの専門学校もすばらしい学校です。税理士試験に合格するか不合格になるかは本人次第の努力で変わります。

 7・短期合格必勝法

税理士試験は科目合格制を取っていますので、1年で5科目合格するということはほぼ不可能です。

ただ、2年もしくは3年で5科目合格する受験生はいます。税理士試験は1科目ごとのボリュームも多いことから、複数科目を勉強して同時合格をするためには、税理士試験合格の秘訣である、みんなが解ける問題を確実に得点していくという基本を忠実にこなしながら、それでも膨大な理論のまわし方、モチベーションキープのコツなど、同時合格する人の共通点というものがあるとのことです。

ベンチャーサポートではなんと、税法科目を1年で同時合格した猛者がおりますので彼にその勉強法を聞いてみたいと思います。続きは下記ページで!

・      1年で税法3科目を同時合格!驚異の勉強法とは?

 

8・働きながら合格する必勝法

自分も働きながら5科目を10年近くかけて税理士試験に必死で合格しました。必勝法といわれても「ガッツだぜ!」と一言で済ませがちですが、ベンチャーサポートには働きながらわずか4年で5科目合格した猛者がいます。彼に税理士試験勉強法の秘訣を聞いてみました。続きは書きページで!

・    税理士合格者対談「働きながら短期間で5科目合格する秘密」

 

9・合格しやすい税法科目はこれだ!

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 合格率や目安勉強量に惑わされてはいけない!

今回は税理士試験の選択科目の税法は何が合格しやすいのか、についてお伝えしたいと思います。

ご存じのように税理士試験の税法は合格が非常に難しいです。
簿記論や財務諸表論とは全く別次元の難しさです。
もう何年も勉強を続けている人もたくさんいると思います。
では実際に合格した人は税法科目の難易度をぶっちゃけどう思っているのか?
もしもう一度受験することになったら、どの科目を受験するか?
逆に二度と受験したくない科目は何か?
こういった内容を大阪事務所の4人と渋谷事務所の1人の合計5人で徹底的に議論してみました。
そして「これが合格しやすい税法科目だ!」と言う結論を出しました。
もちろん「私見」なので、まったく客観的な証拠はありません(笑)。

証拠はないですが、これから税理士試験のどの税法を選ぼうか悩んでる人には赤裸々な話なので、参考になるかと思います。

 目安勉強量について考えてみた

専門学校のHPなどには各税法ごとの目安の勉強時間が載ってます。

某専門学校のHPによると、

・法人税、所得税・・・600時間
・相続税・・・・・・・450時間
・消費税・・・・・・・300時間
・固定資産税・・・・・250時間
・事業税、住民税・・・200時間
・酒税、国税徴収法・・150時間
とありました。

この勉強時間は半分が授業の時間だそうですので、自習時間は残りの半分だそうです。

これについて、合格者5人に聞いたところ、

「ありえない!!」

「『千』の位が抜けてるのでは?」

「日本最速ギネス記録でしょう」

という反応(笑)

そこで5人が思う正しい目安時間を計算し直してみました。

ただし5人の合格科目で酒税合格者がいなかったので、それ以外です。

・法人税、所得税・・・・1600時間
・相続税・・・・・・・・1300時間
・消費税、固定資産税・・1100時間
・事業税、住民税、国徴・・900時間

結構、これがリアルかなと思います。

ちなみに2年で合格した場合ということでシミュレーションしてますので、3年以上かかればもっと増えていきます・・・。

ではこれが「合格しやすさ」になるかというと、それはまた別問題。

確かに勉強量が多い科目は覚えることも多く大変ですが、勉強量が少ない科目は受験生の完成度が上がるので競争が激しくなって大変なのです。

 税法科目の合格しやすさをどう考えるか?

国税庁のHPや専門学校のパンフレットには税理士試験科目ごとの合格率が数年分記載されています。

年度ごとのバラつきはあるもののだいたい12%前後といったところでしょう。

これをもって「合格しやすさ」を論じるのも余りにも素人で単純ですし、5人の合格者の感覚ともずれてます。

そもそも自分が受験するときの合格率が上がるか下がるかはわかりません。

ではいったい何が「合格しやすさ」と関連するのでしょうか?

5人が出した結論は「ライバルの受験生のレベル」です。

つまり合格率の分母となる受験生のうち、勉強のレベルが高い「猛者」がどれくらいいるか、が決め手になるのではないかと考えました。

僕らはこれを「猛者率」と名付けました。

この「猛者率」は3つの要因から構成されてると考えます。

・税理士受験専念の人の割合

・5科目目(ラスト1科目)として勉強する人の割合

・実務で使うために選んだか、合格最優先で選んだかの割合

税理士受験専念の人が多いと猛者率が上がるのはわかりやすいと思います。

少なくとも社会人には不利です。

ラスト1科目として勉強する人の割合というのは正確には測定できませんが、税理士受験生の傾向からだいたいわかります。

税法の合格経験を持ってる人は「ここまで勉強すれば合格できる」というラインを知ってますので、勉強の仕方も違います。

特に理論の完成度をどこまで引き上げる必要があるかを知っているため、計画的に理論を覚える人が多いです。

また税理士試験ラスト1科目になりますと、最後の力を振り絞る人が増えますので、レベルは上がる傾向にあります。

「実務で使うために選んだか、合格最優先で選んだか」については、「できれば合格したいが実務で使うためにとりあえず勉強しようと思った人」が多いほど、本気の税理士受験生は少ないと思われます。

また働いてる人の中には、「実務で使っているためとりあえず受験してみようか」というくらいの軽い気持ちの税理士受験生も結構いたりします。

この3つの視点で考えた上で、各税法科目の目安勉強量や特徴を考えれば、受かりやすい科目が見えてくるのではないかということです。

では税理士試験各税法科目ごとの「合格しやすさ」を検証してみましょう。

 法人税と所得税はどちらが合格しやすいか?

税理士試験は法人税か所得税はどちらか一方を必須選択しないといけません。

5人のメンバーのうち4人が法人税、1人が所得税でした。

先ほどの「猛者率」で考えると、

・所得税は法人税を合格してさらに受験する人が結構多い

・逆に所得税を合格してから法人税を受験する人は滅多にいない

・税理士受験専念する人の割合は一緒くらい

・ラスト1科目になってる人の割合も同じくらい

・実務で使うために選択したという人は法人税の方が多い

ということで、総合的に考えて法人税の方が合格しやすいという結論になりました。

実際にもテキストなどの難易度も一緒くらいですし、理論の覚えやすさも同じですし、ボリュームも同じくらいです。

そうなると「猛者率」という考え方で法人税に軍配が上がりました。

その他の選択税法はどれが合格しやすいか?

税理士試験その他の選択税法である、相続税、消費税、固定資産税、住民税、事業税、国税徴収法について考えてみました。

(※酒税は受験経験者がいなかった為割愛)

この中で「税理士受験専念率が高い」のはズバリ相続税。

相続税合格者に聞いても専念してた人が多いのと、周りの人も受験専念が多かったようです。

逆に税理士受験専念が少ないのは事業税と住民税。

事業税は法人税と試験範囲が似ており、住民税は所得税と試験範囲が似てることから、法人税又は所得税の学習者が働きながら選択してるケースが多いようです。

ただし事業税と住民税については、受験専念の人が少ないとはいえ、法人税や所得税の既学習者が多いことから合格しやすいとは言えないです。

勉強しやすいという感じでしょうか。

5科目目(ラスト1科目)として勉強する人の割合については、正確なデータがないため5人の私見ではありますが、相続税、固定資産税、事業税、住民税はラスト1科目という人が多いようです。

逆に消費税をラスト1科目に残してる人は比較的少ないと思われます。

これは消費税が法人税の次に勉強する税理士試験科目に選ばれることが多いためのようです。

中には簿記、財表、消費と3科目を受験する人も結構多いみたいです。

ちなみに国税徴収法は「別の税法科目とセット」という人が多いようです。

「実務で使うために選んだか、合格最優先で選んだか」については、消費税は実務で使う税法ですのでとりあえず勉強したという人も税理士受験生に結構含まれてます。

ですが固定資産税、事業税、住民税、国税徴収法は実務で使う機会が少なく、合格最優先で選ぶ税理士試験科目です。

結果的に本試験を受験する人は合格を本気で考える人の割合が高くなり、競争は激しくなる傾向があります。

相続税は実務でも使う税法ですが、ボリュームが多いためか、とりあえず勉強してるという軽い気持ちの受験生は脱落してるので、受験会場まで来る人は本気率が高いということになりました。

さてここまで考えると、税理士受験専念率が低く実務のために勉強してる人が比較的多い消費税は狙い目ということになります。

実際、話をした5人は全員が消費税を勉強してます。

逆に税理士受験専念率が高く、ラスト1科目の人も多く、ボリュームも多い相続税は合格しにくいと言えそうです。

 税理士試験の最後の1科目は何が良い?

残った「固定資産税」、「事業税」、「住民税」、「国税徴収法」の4つから最後の1つを決めてみます。

この4つは実務で使う機会は少ないため、すべて税理士受験のための選択と考えられます。

税理士受験専念率は事業税と住民税が若干低いと考えられるものの法人税、所得税の受験経験者が多いためレベルは高め。

ラスト1科目割合もたぶん同じくらい。

となれば、最後は各税法の特徴で考えてみました。

それぞれの科目ごとに難しさがあるのですが、「運という要素をできるだけ排除できる科目は何か?」という視点で考えてみました。

固定資産税、事業税、住民税は計算の割合が多く、ケアレスミス一つが命取りになります。

また試験中に時間が足りなくなる科目でスピードを求められるため、手を付けるところを間違うと不合格です。

その点、国税徴収法は理論が中心のためケアレスミスで不合格になることがない。

言い換えれば理論をしっかり暗記さえすればいつか必ず合格できる。

計算が少ないので本試験で緊張をしても大チョンボはしにくい。

ボリュームも少ない。

さらに試験時間は余り気味で、時間に追われる科目ではない。

さらにさらに、税理士受験経験者M君の完全な私見ですが、税理士試験会場で年配の人が多かった。税法に疲れてる感じがした。(※国税徴収法の受験生の方、ゴメンナサイ(汗))

ということで、ラスト一つは国税徴収法に決定しました!

ベンチャーサポートの合格者5人が出した結論。

もしまた受験しなければいけないとしたら、何を選ぶかは以下の通りです。

「法人税」「消費税」「国税徴収法」

こんな感じで決定しましたが、実際には本当にどの税理士試験科目も難しいです。

消費税は理論の言い回しが他の税法より難しく覚えにくいという厳しさもあります。

国税徴収法も理論だけとはいえ、50問~60問くらいを抑えないといけません。

実はここまで書いて何なんですが、5人が最後に言ったことは、

「興味がある科目が一番」

という実も蓋もない話でした。

相続税は難しいと書きましたが、実務に直結する科目であり、これから大注目の税法ですし、将来独立を考えてるならば必須です。

そういったことも考えて、自分にベストな税理士試験の科目選択を考えてください。

税理士試験2時間の必勝戦略を立てる

 

 10・合格者に聞く!各税法科目必勝法

税理士試験の各試験科目に実際に合格したスタッフにインタビューをして、それぞれの科目の合格法について語ってもらいました。それぞれの税理士試験科目の特徴を掴んでください。下記リンクからどうぞ!

・合格者に聞く!法人税の必勝法

・合格者に聞く!相続税の必勝法

・合格者に聞く!固定資産税の必勝法

11・税理士本試験2時間の必勝法

受験生はこの1年間で積み重ねてきた税理士試験合格のための努力を、2時間の試験で「合格」という結果にしていかなければいけません。

実力はあるが過度の緊張とプレッシャーで不合格となる人も少なくないのが税理士試験。
努力が実らず不合格になった方は、「運が悪かった...。」と諦め気持ちを切替え、次回の試験にまた臨むのですが、果たして、これで次の税理士試験も合格できるのでしょうか??

合格レベルに達しているのに不合格となり「運が悪かった」と表現する人の多くは、税理士試験の合格のための本質を理解していない人が多いように思われます。

税理士試験の本質・特徴を把握することで他の税理士受験生と勉強法も本試験での対応も一つも二つも差をつけることができます。

税理士試験に合格するために必ず把握しておきたい税理士本試験の本質と特徴

まとめ

自分も税理士試験5科目合格するまで10年がかかりました。

今思えば学生時代は、税理士試験に対して甘く考えていましたので合格をすることができませんでした。

必ず合格したいという気持ちになってからは、税理士試験に必ず合格するための姿勢に変わり、後はトントン拍子で合格することができました。

 

税理士受験生へ。

「税理士試験、頑張ってください!!」

税理士試験、頑張ってください!!

 

 

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>>>この記事を読んだ方は以下のような記事を読んでます!

・税理士合格者対談「働きながら短期間で5科目合格する秘密」

・決定版!合格しやすい税法科目はこれだ!合格者5人が語る本当の難易度

・会計事務所ってどういうポイントで選べばいいの?(未経験者向け)

<i></i>この記事を書いた人

ベンチャーサポート税理士法人 古尾谷 裕昭
税理士/webコンサルタント/経営コンサルタント
1975年 東京出身

東京下町の浅草出身。会計事務所・コンサル会社を経て2006年に古尾谷会計事務所(後の税理士法人FIS)設立。「親切・丁寧・迅速」をモットーとしてわかりやすい会計サービスを提供するほか、マーケティングや経営全般についてのサポートを行う。
その後多方面のニーズに応えるためWEBコンサル会社、同じ税理士を支援するためのコンサル会社を設立。
2012年にベンチャーサポート税理士法人と合併し、現職に至る。