1年で税法3科目を同時合格!驚異の勉強法とは?

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法人税、相続税、消費税を同時受験で合格した勉強法

こんにちは、ベンチャーサポート税理士法人求人担当の税理士の森です。

 

大阪事務所のスタッフで、なんと税法科目を1年で3科目同時合格した猛者がいます。

対談音声を録音し、その音声をベースに書き起こしてみました。

どんな勉強法をしたのか?

理論はどうやって覚えて、どうやって廻したのか?

モチベーションはどうやってキープしたのか?

本試験で実力を出し切るコツは?

いろいろと質問をしてみましたので、あなたのお役にたてる内容があれば嬉しいです。

ぜひご一読ください!

 どうして1年で3科目同時受験したのか

司会:こんにちは、今日はなんと1年で税法3科目を同時合格した大阪オフィスの吉田くんに勉強の秘訣を聞きたいと思います。吉田君、よろしくお願いします。

吉田:よろしくお願いします!

司会:まず同時合格した税法の科目と、勉強して何年目かを教えてもらっていいですか?

吉田:はい、受験科目は法人税、相続税、消費税です。法人税は3年目、相続税は2年目、消費税は2年目でした。

司会:法人、相続、消費!重たい国税3科目を同時に受験したんだね!受験専念?働きながら?

吉田:3月までは税理士事務所に勤務してて4月から7月までは専念したというスタイルです。

司会:それにしても国税3つを同時に受験っていうのは凄いね。同時受験しようと思ったのはそもそも何故なの?

吉田:法人税と消費税は前の年にAで不合格だったので、もったいないなと思ってました。それと4月からは専念すると決めていたので、それなら3科目同時に挑戦してみたいと思いました。

司会:専門学校は通ってたの?

吉田:授業はWEB通信で受けてましたので、学校には通ってはいないです。家で勉強してました。

司会:WEB通信!正直、自分に甘くなってしまうこととかなかった?

吉田:いえ、そこは自分との戦いなんで(笑)負けなかったです。

司会:成績は3科目とも1年通して良かったの?

吉田:法人税と消費税は合格圏内の成績でした。全答練はSランク、Aランクです。でも相続税はボーダーラインあたりです。

司会:凄いね、3科目とも良い成績キープしてたんだ。どんな勉強法してたの?コツとかあるの?次はここを教えてください。

 具体的にどんな勉強法をしたのか

吉田:3月までは働いてたので消費税はあまり勉強してないです。まだ完成度の高くなかった相続税を中心にやってました。法人税は遅れないようについていったという感じです。

司会:働いていた時の勉強時間って毎日どれくらいなの?

吉田:毎日3時間ほどです。

司会:あ、意外と普通なんですね(笑)もっとやってるかと思ってた。専念してからは?

吉田:専念してからは最低でも一日10時間。多い日で12時間ほど。

司会:あー、やっぱりそれくらいするんだね。一日のうちの時間の使い方は?

吉田:午前中はWEBで授業を見る。午後からは3時くらいまで計算です。後は理論です。

司会:理論ってどうやって勉強したの?3科目理論を覚えるコツとかあるの?

吉田:ポイントは「いかに時間をかけない方法で、頭に残し続けられるか」という自分の記憶術を見つけることだと思います。計算はすぐに実力が落ちたりしないんですが、理論はドンドン抜け落ちるんで、それをどう防ぐか、これがポイントです。

司会:そうだよね、法人税1つでも理論を記憶に残すのは大変なのに、さらに相続税、消費税も同時って・・・・。具体的にどうやったの??

吉田:3科目あるので時間をあまりかけられなかったんです。なので出来るだけ書くことは止めて、口に出して覚えました。ひたすら口に出して読みました。

司会:理論集を閉じてとか、紙で隠しながらとかで、暗唱したってこと?

吉田:いえ、そうではないです。理論集を見て、読むんです。朗読するって感じです。それでインプットしながらアウトプットするのを繰り返すんです。目と耳でインプットして、口でアウトプットをして五感をフルに活用します。あと、よく歩きながら声に出しました。

司会:そーなんだ!!アウトプットできるかの確認じゃなくて、インプットとアウトプットを毎回するって感じなんだ。それで記憶に残った??

吉田:そうですね、徐々にですが残っていったと思います。逆に不合格だったときって本試験で理論を思い出しながら書くレベルだったんで、それだと時間が足りなくて不合格になるのがわかってました。それなら思い出す勉強法は止めて、口からスラスラ諳んじられる状態をゴールにすることをイメージした勉強法をしようと考えたんです。

司会:なるほど、それでも記憶に定着するか不安はなかったの?

吉田:不安はあったんで、毎日1回転朗読しました。

司会:一回転って理論集を?

吉田:はい、3つの税法の理論集を毎日1回転朗読したんです。

司会:3つとも!?それはすごいな・・・・。理論集を1周朗読するのにどれくらい時間かかるの?

吉田:法人税で2時間半、相続税で2時間、消費税で1時間半くらいです。最初のうちはもっと時間かかりましたが。

司会:早い!!それでテストとかで書けた?

吉田:はい、書けました。書けるように朗読を繰り返したので。でも定期テストとかだと前の日に暗唱をした人の方が、その一瞬の完成度は高いと思うんです。出題される場所が決ってる定期テストで良い点を取っても意味がないですし、特に2年目以降の定期テストは前の年の直前答練と同じような問題なので、そこで周りと競ってもあまり意味ないんじゃないかなと思うんです。自分は専門学校の試験で良い点を取りたいんじゃなくて、本試験で良い点を取りたいんだということを忘れないようにしました。詰め込んで定期テストで良い点取っても理論はすぐ忘れていきますし、そんな方法でずっと記憶に残ることがないってことは、実は受験生自身が一番わかってると思うんです。僕は、本試験で完成度を高めるには僕は毎日朗読を繰り返して徐々に完成度を高める方法がベストと思いました。

司会:そうやね、耳に痛いわ。僕なんか専門学校の試験でムッチャ一喜一憂してた(笑)

吉田:でも朗読するにしても覚え方のコツはあります。意味を考えずに読むと頭に残らないんです。意味を考えながら読むコツは、蛍光ペンを引くことです。たとえば主語と述語に色を入れて、読みながら文章の意味を把握しやすくしたり、「~の場合」とかの要件にも色を付けたり。いま読んでるのは要件なんだな、主語と述語を繋ぐとこういう意味の文章なんだな、とかをわかりやすくして読むイメージです。

司会:理論って本当、人によっていろんな覚え方あるね。僕は紙で押さえながら、徐々にずらして暗唱しながら確認という方法だった。

吉田:理論の勉強法はいろいろあると思うんですが、ゴールは口からスラスラ理論が出てくる状態になることは同じだと思うんです。そこへ到達するために、理論集を紙で押さえながら暗唱する人も多いと思うんですが、その方法は凄い疲れるのと、時間がかかりすぎて廻せないのがネックだと思うんです。それなら最初は完成度が低いかもしれないけど、毎日朗読すれば記憶から抜け落ちることがなくなりますし、徐々に徐々に積み上がっていく感じで理論が残ります。楽しいですし、暗唱するよりは疲れないです。

 勉強を続けるモチベーション維持の方法は?

司会:モチベーションってどうやって維持したの?

吉田:一番は後に引けないって気持ちです。もう何年も勉強してるわけだし、試験から逃げてもずっと気持ち悪いままだし。逆に税理士試験そのものを諦めるのは自分の性格を考えてもできないし。モチベーションというプラスなものより、前に進むしかないって言う気持ちです。

司会:最後の1年は3科目受験で大変だったけど、この1年に限っては?

吉田:そうですね、4月から受験に専念したっていうのもあって、もしこれで合格しなかったら俺はどうなるんだっていう自分への不安というかプレッシャーはありました。背水の陣を引いてやるしかないと。

司会:やっぱり不安あったんだね。不安に潰されそうにならなかった?

吉田:考えるとドンドン不安になるので、もう「合格したい」じゃなくて、「俺は合格するのは決まってるから、今はその決められたことをするだけ」と自分の中で思うようにしてました。自分を作り上げてたんです。

 本試験2時間で力を出し切るコツは?

司会:1年間の苦しかった努力がたった2時間で試されるという非情な試験だけど、その2時間で最大限の力を出し切るコツとかあった?

吉田:どうやって普段通りの自分になれるか、ってことを考えてました。自分の力以上のものを出そうとしない、自然体になるというイメージです。

司会:なるほど、「最大限の力を出す」というこの質問がちょっと違うんだね。「いつもの自分になる」という心の持ち方が良いんだね。

吉田:普段通りの自分になれたら必ず合格するに決ってる。僕がわからない問題を誰がわかるんだ、と思ってました。それでも緊張はしました。試験開始から15分くらい手が震えて上手く理論を書けなかったりしました。普段通りとか偉そうなことを言ってしまってますが(笑)

司会:でもこれって貴重なアドバイスだと思うよ。試験会場って異様な雰囲気あるやん。人が多いのにシーンとしてて、クーラーの音と外のセミの音が妙に聞こえるみたいな。ああいう雰囲気にいると、周りも全員緊張してるってことをイメージする余裕がないんだよね。3科目同時合格した猛者でも開始直後は緊張してるんだから、試験会場全員が緊張してる。緊張するのは当たり前ってことを知ってるだけで精神的に楽になれる。そうすれば少しでも早くいつもの自分に戻れるんじゃないかな。

吉田:そうですね、最初から緊張をしないっていうのは相当なハートの強い人以外無理ですし、逆に緊張から早めに解放されていつもの自分に戻れた人から合格すると思います。

働きながら勉強する人へのアドバイス

司会:税法を働きながら勉強する人は多いと思うので、何かアドバイスがあれば是非。

吉田:働きながらの人は勉強時間が限られると思います。計算は受験専念の人とそんなに大きな差ができにくいですが、理論は自分なりの勉強法を確立しておかないと、場当たり的な勉強法では合格は難しいと思います。いかに理論の完成度を早い時期から高められるかがポイントと思います。僕自身、不合格の年と合格の年の勉強法の違いは、計算と理論の勉強配分の違いです。不合格の年は、計算に知らず知らず重点を置いてしまってました。

司会:やっぱり理論の勉強はシンドイもんね。計算の方が楽しいし。しんどくても理論から逃げたらダメだね。

吉田:はい、そう思います。特に働きながらの人は追い上げるのが難しいので、ラスト1ヶ月で理論を仕上げようとか考えないことです。間に合わないですから。逆に自分流の理論勉強法ができあがって、早い時期から完成度を高められたら直前1ヶ月でも心に余裕ができます。

司会:これも耳に痛い(汗)僕も不合格のときは、ラスト1ヶ月で理論仕上げて、試験の直前日には追いつくとか夢に見てしまってたよ・・・。

吉田:(笑)それは無理です。まだ1科目も税法を合格したことがない人は、まず1科目だけに絞って合格してみると良いです。1科目目の税法が一番しんどいです。どこまで理論を高めたら良いのかのゴールがイメージできないので。合格レベルの理論の完成度は本当に高くて、思い出して書くというレベルではダメなんですが、ずっと簿財合格で止まってる人はなかなかそこから上に行けないんだと思います。逆に税法を1科目でも合格できて、理論の完成形のイメージと自分流の勉強法を作れた人は必ず5科目合格できる試験だと思います。僕のように同時合格は狙わない方が良いです(笑)

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<i></i>この記事を書いた人

ベンチャーサポート税理士法人 森 健太郎
ベンチャーサポート税理士法人 森 健太郎
税理士/大阪オフィス代表

神戸大学 経営学部 市場システム学科卒業
大学卒業後、某電機メーカーに就職し営業に配属。
初年度新人ランキング2位の成績を上げて表彰される。
ところが、営業という仕事への葛藤から転職を決意し税理士の世界へ。
複数の税理士事務所を経てベンチャーサポート税理士法人に入社。
現在は取締役に就任し、主に集客や求人、人事などに従事している。

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